記憶の外へ走れ

Run out of memory

AtCoderで茶色になりました

昨年末からAtCoderと言うサイトで競技プログラミングのコンテストに参加しています。

atcoder.jp

きっかけは「【転職エントリ】Googleに入社します」という記事を読んだことでした。この記事は血液内科医からGoogleのエンジニアに転職した方が書かれたものですが、この方には遠く及ばないものの私も一度は情報系の学部に入って2年間勉強し、その後医学部に入って医師になり、現在は医療情報の業務も行っているので何となく親近感があります。

上記の記事の中でAtCoderが出てきており、面白そうだったので私も参加してみることにしました。AtCoderではユーザのランク(Rating)に応じて色分けがされており、灰色→茶色→緑色→水色→青色→・・・ と色が変わっていきます。

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色ごとの実力の目安については、AtCoder社の社長のブログで言及されており、茶色については

個人的な印象としては、

  • 情報系の学生が茶色であれば、ちゃんと勉強してるなって印象になる
  • 派遣で来たプログラマAtCoder茶色だったら結構安心する
  • 茶色があればエンジニアとしてアルゴリズム面においての安心感があるかと言われたら、正直物足りない

みたいな印象があります。スキル的には、

  • 標準入出力、if、forなどの単純な操作はできる
  • 問題文を正しく理解し、仕様通りの実装をすることが出来る
  • 複雑な問題や、数学的処理が必要な問題を解決する能力はない

という印象です。コーディング試験でおなじみFizzBuzzは簡単に組める水準です。

 とされていますが、実際は茶色の上位であればIT企業の平均的なプログラマより実力は上だと思います(ブログの中で社長も言及している通り、あくまでアルゴリズム力に関してですが)。

参加回数が少ないうちはRatingに対して低めに補正がかかってしまうらしいのですが、現在の私の実力だと茶色の真ん中くらいになりそうです。正直、水色は厳しいと思うので、まずは緑色を目指して勉強していこうと思います。

 現在、こちらの本とAtCoderの過去問で勉強しています。

プログラミングコンテスト攻略のためのアルゴリズムとデータ構造

プログラミングコンテスト攻略のためのアルゴリズムとデータ構造

 

 競技プログラミングに限らず、基本的なアルゴリズムの勉強になるいい本だと思います。緑色になれた報告ができるように頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

イランの国民はソレイマニ司令官の殺害をどう受け止めているのか?

イランのイスラム革命防衛隊のソレイマニ司令官がアメリカによって殺害されたことが大きなニュースになっています。

1月3日のBBC NEWS JAPANの記事では、同司令官について「イラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」のトップ、カセム・ソレイマニ司令官が3日、イラクバグダッドで米軍の空爆によって死亡した。米国防総省は、「大統領の指示」によって司令官を殺害したと認めた。ソレイマニ司令官は、イラン国内できわめて重要で人気の高い、英雄視される存在だった。」との記載があります。

www.bbc.com

 この記事だけを読むと、イランの国民の多くが同司令官を支持していたような印象を受けますが、実際はどうも違うようです。

私はNativeCampと言うオンライン英会話を利用しているのですが(英語については色々と思うところがあるので、機会を改めて書こうと思います)、このオンライン英会話ではレッスンの都度に様々な国の講師を選ぶことができ、中にはイラン出身の講師もいます。そこで、イラン出身の講師に今回の事件をどう思うか聞いてみました。

聞いた話を簡単にまとめると

  • イランの国民は政府を支持する人としない人で完全に分かれている。
  • 政府を支持する人はソレイマニ司令官の死を悲しんでいるが、政府を支持しない人はむしろ喜んでいる。
  • ソレイマニ司令官はイランで昨年末に起きた反政府デモの弾圧を指揮して1000人以上を殺害しており、政府を支持しない人から憎まれていた。

ということのようです。もちろん、一人から聞いた話なのでこれが全て正しいとは限りませんが、この人物はイラクやシリアでも多くの人々の殺害に関与しており、現地の人々にとっても単純な「英雄」ではないようです。

政府の言うことと国民の感情が違うというのはよくあることではありますが、イランは特にややこしいですね・・・。イラン政府がどんな報復を行ってくるのか、非常に心配です。

ブログを始めました

新年ということで何か新しいことを始めたいなと思っていたところ、私がほぼ毎日読んでいるほぼ日刊イトイ新聞の1月2日の今日のダーリン(糸井重里さんが毎日更新しているエッセイ)に以下のような文章が書かれていました。

 

・いつでも、何度でもじぶんに言い聞かせていること。
 たいていのものごとは、
 「出す」が先で「入れる」が後なんだよね。
 水がいっぱいに入っているコップに、
 お酒を注いでもお酒は飲めないわけで。
 水を捨てて(出して)から、お酒を注ぐ。
 当たり前のことだと思うんだけど、
 どうしても、忘れていたりするものなんだ。
 呼吸でも、とにかく吐くが先で、吸うが後。
 ぼくら「入れる」をついつい先にしてしまう。
 無いものが得られるって、うれしいことなんだろうな。
 ・・・(冒頭を抜粋・以下続く)

 

全くアウトプットができていない自分を省みて、これではいかんなと・・・。頭の中で考えてはみたものの、人に話す機会がないようなものがどんどん溜まっていっている気がします。

 

というわけで、最低週1回の更新を目標に、真面目なことからしょうもないことまで、何でも思いついたことを書いていこうと思います。

よろしくお願いします。